今回は、近代貨幣のひとつ旭日10銭銀貨の特徴と価値・見分け方をご紹介致します。
この旭日10銭銀貨は明治40年(1907年)から大正6年(1917年)にかけて発行された銀貨です。
銀が72%も含まれていて、明治40年(1907年)発行の未使用品であれば6万円以上もの価値があります。が、並の状態だと数百円の価値しかありません。
この旭日10銭銀貨は状態で大きく値が変わる銀貨なんです。
ですので、コインホルダーやコインアルバムで保管するようにして、なるべく綺麗に保存しておくようにしましょう。
旭日10銭銀貨の見分け方は簡単!
表面中央には、菊花紋章が、左側には桐、右側には菊が刻印されています。
また、裏面には、桜と旭日が刻印されています。この刻印から旭日10銭銀貨と呼ばれています。
↓こちらが旭日10銭銀貨の表面になります。
↓こちらが旭日10銭銀貨の裏面になります。
大きさは、17.57ミリで銀が72%、残りの28%が銅です。
製造された年代と、その銀貨の使用状況により下記の表のとおり取引価格が変わってきます。
もっとも希少価値が高いのが明治40年(1907年)に発行された旭日10銭銀貨で60,000円もの価値があります。
※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。
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