日本万国博覧会記念100円白銅貨の価値ある年代と見分け方
今回は、昭和45年(1970年)に発行された日本万国博覧会記念100円白銅貨の価値と見分け方についてご紹介を致します。
日本万国博覧会記念100円白銅貨は、大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(にっぽんばんこくはくらんかい) EXPO’70 を記念して昭和45年に発行されました。
日本万国博覧会(にっぽんばんこくはくらんかい) EXPO’70は、「人類の進歩と調和」をテーマに、昭和45年3月15日から9月13日までの183日間開催され、77か国が参加、6,422万人が来場しました。
ちなみに、迷子はなんと!5万人近くも居たそうです。
現在でも芸術家 岡本太郎がデザインした「太陽の塔」が万博記念公園に残されております。
日本万国博覧会記念100円白銅貨の見分け方
大阪万国博覧会100円白銅貨の表面には、葛飾北斎の富嶽(ふがく)三十六景の一つ「赤富士」が描かれています。
ちなみに、こちらが葛飾北斎の富嶽(ふがく)三十六景の一つ「赤富士」です。
裏面には、楕円形の地球と万国博のシンボルマークがデザインされています。
銅が75%で、ニッケルが25%、直径が28mmで、重さが9グラムです。
現在、私たちが使用している500円硬貨が26.5mmですからほんの少しだけ大きいですね。
日本万国博覧会記念100円白銅貨の価値
気になる日本万国博覧会記念100円白銅貨の価値ですが、完全未使用なら600円、未使用で400円になることもあります。
発行枚数が4千万枚もあるので、美品や並品では額面以上の価値にはならないこもあるようです。
ちなみに、記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」において、貨幣として定められているため、普段使っているお金と同じように使用することが認められているんですよ。
でも、実際は自動販売機などでは使えなかったり、コンビニやスーパーで使用したりすると疑われたりするかも知れませんね。
その他にも、海外向けに発売されたミントセットと記念硬貨の貨幣セットがり、販売数が極端に少ない為、ミントセットで5,000円、貨幣セットで35,000円にもなることがあります。
ヤフオクでは海外向けミントが7,600円で落札されておりました。
発行枚数 | 完未 | 未使用 | 美品 | 並品 |
40,000,000 | 600 | 400 | -(注) | -(注) |
※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。
(注)額面価格の価値があります。
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