古銭「愛知万博記念500円ニッケル黄銅貨」の価値と見分け方
今回は、平成17年(2005年)に開催された日本国際博覧会(にっぽんこくさいはくらんかい) 略称「愛知万博」の開催を記念して発行された500円ニッケル黄銅貨の価値についてご紹介を致します。
この500円ニッケル黄銅貨は、2005年3月25日から9月25日の半年間、愛知県長久手市(ながくてし)で開催された日本国際博覧会(にっぽんこくさいはくらんかい) 公式愛称が「愛・地球博」、略称が「愛知万博」を記念して発行されました。
この愛知万博は、「自然の叡智(えいち)」のテーマに、来場者数は2200万人で、121カ国が参加したんですよ。
こちらがその時の様子↓
公式キャラクターは、森の精をイメージした「モリゾー」と「キッコロ」で、当時多くの人々から親しまれました。
向かって右側の大きい濃い緑色のキャラクターがモリゾーで、左側の小さいキャラクターがキッコロです。
愛知万博記念500円ニッケル黄銅貨見分け方
500円硬貨の表面には、地球と世界地図、それに、公式愛称の「愛・地球博」がデザインされています。コインの上部には「日本国」が、下部には額面が刻印されています。
裏面には、博覧会シンボルマークと大地がデザインされています。ちょっと分かりずらいですが、500円硬貨左上の点でできた円が博覧会シンボルマークです。
この愛知万博を記念して発行された硬貨は、1万円金貨、1千円銀貨、そして、500円ニッケル黄銅貨の3種類があるんですよ。
愛知万博記念500円ニッケル黄銅貨の価値
この愛知万博を記念して発行された硬貨は、全部で1万円金貨、1千円銀貨、500円ニッケル黄銅貨の3種類がありますので、500円硬貨以外にもその価値をご紹介しますね。
まず1万円金貨ですが、重さが15.6gで、発行枚数が少ない為、14万円もの値段になることもあります。
1千円銀貨も発行枚数が少ないため、8,000円もの値になることもあります。
500円硬貨の方ですが、完全未使用なら1,500円、未使用で1,000円もの値段になることもあります。
種類 | 販売数 | 造幣局販売価格 | 価格 |
10,000円金貨 | 35,000枚 | 40,000 | 140,000 |
1,000円銀貨 | 35,000枚 | 6,000 | 8,000 |
種類 | 完未 | 未使用 | 美品 | 並品 |
500円ニッケル黄銅貨 | 1,500 | 1,000 | ー | ー |
※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。
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