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古銭輸入銭|嘉慶通宝(かけいつうほう)の価値と見分け方を解説

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今回は、古銭の一種である輸入銭の中から嘉慶通宝(かけいつうほう)の価値見分け方についてご紹介を致します。

 

ちなみに、輸入銭とは、江戸時代、長崎などの貿易地から支払代金に紛れて日本に入って来ました。その為、輸入銭と呼ばれています。

 

当時の江戸幕府は建前上では清朝銭の輸入及び流通を禁止しましたが、長崎貿易などの影響で日本への流入は続き、他の中国銭とともに昭和初期まで使われ続けました。

 

そんな、輸入銭の嘉慶通宝(かけいつうほう)の気になる価値と見分け方についてご紹介を致します。

 

嘉慶通宝(かけいつうほう)

 

嘉慶通宝(かけいつうほう)の見分け方

 

嘉慶通宝は、清の第7代皇帝 仁宗(じんそう)が発行した銅貨です。

 

この嘉慶とは元号のことで、日本でいう昭和とか平成、令和と同じ意味であり、その為、仁宗は嘉慶帝と呼ばれています。

 

嘉慶帝の在位年数は、嘉慶元年(1796年)から嘉慶25年(1820年)で、そのころの日本は、江戸幕府 第11代将軍 徳川家斉(とくがわ いえなり)の時代でした。

 

嘉慶時代は、匪賊(ひぞく、集団をなして、掠奪・暴行などを行う賊徒のこと)となった民衆による反乱が幾度となく起き、また、海賊が横行し清の船を襲っていた時代でした。

 

が、朝廷軍は、長い平和により堕落して実戦にはまるで弱くなっており、こうした匪賊や海賊に対して、義勇軍などを頼りに乗り切った嘉慶帝ですが、堕落した国や政府への不満や不安は大きかったようです。

 

嘉慶通宝の表面には、寛永通宝と同じ順番で「嘉」「慶」「通」「宝」と刻印されています。

 

また、嘉慶通宝の中央には、「孔」と呼ばれる四角い穴が開いており寛永通宝と同様に穴銭の特徴があります。

 

嘉慶通宝の表面

 

嘉慶通宝の多くの裏面に刻まれている文字は「満文」と呼ばれる記号のようにも思える満州文字が刻まれています。

 

こちらの嘉慶通宝の左側には、「宝」という文字が、右側には、「雲」が刻印され製造地を表しています。

 

嘉慶通宝の裏面

 

 

 

嘉慶通宝(かけいつうほう)の価値

 

嘉慶通宝の気になる価値ですが、状態が良ければ500円、並品で200円とそれほど残念ながら希少価値が高くはありません。

 

というのも江戸時代、長崎などの貿易地から支払代金に紛れて日本に入って来て、当時の江戸幕府は建前上では清朝銭の輸入及び流通を禁止しましたが、長崎貿易などの影響で日本への流入は続き、他の中国銭とともに昭和初期まで、長く使われ続けた為、それほど珍しい古銭では無いからなんですね。

 

名称 素材 年代 価格
嘉慶通宝 嘉慶元年(1796年) 500円~200円

※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。

 

 

古銭の種類と価値の見分け方はこちら

 

 

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