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古紙幣|再改正不換紙幣10円(4次10円)の価値と見分け方

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今回は、古紙幣の中から昭和20年(1945年)に発行された再改正不換紙幣10円(4次10円)の価値見分け方についてご紹介を致します。

 

不換紙幣とは、金・銀と交換できない紙幣を言います。現在の流通しているお金はすべて不換紙幣です。逆に、金・銀と交換できる紙幣は兌換紙幣と言います。

 

この再改正不換紙幣10円(4次10円)は発行から僅か7か月という短い期間で運用が停止された旧紙幣で、通称4次10円札の1種類だけが発行されました。

 

その為、状態が良いと85,000円もの値が付くことがあるプレミアム価格ですのでじっくり最後までお読み下さいね(^^♪

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)の見分け方

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)の表面中央には、和気清麿(わけ の きよまろ)が印刷されており、和気清麿の図案が4回目であることから、「4次10円」と呼ばれています。

 

和気清麿は、奈良時代末期から平安時代初期の公卿(くぎょう)で、現在の岡山県で生まれ、称徳(しょうとく)天皇に仕え、769年に起きた皇位継承問題で、奈良時代の僧侶である弓削道鏡(ゆげのどうきょう)が天皇となるのを阻止しました。

 

ちなみに、公卿(くぎょう)とは、あまり聞きなれない言葉ですが、太政官の最高幹部として国政を担う職位です。つまり現在でいう内閣や国務大臣ってところでしょうか。

 

紙幣中央上部には、皇室の菊花紋である十六葉八重表菊が印刷されています。

 

また、和気清麿を挟んで左側と右側に組番号(記号)が印刷されています。写真の組番号(記号)は、”63”です。

 

この再改正不換紙幣10円(4次10円)には、前期と後期の2種類があり、それぞれに「証紙付」があります。後期は、組番号(記号)が70~94で裏面は地紋紫一色です。写真の再改正不換紙幣10円(4次10円)は、組番号(記号)が “63”なので、前期になります。

 

この「証紙付」が貼られている紙幣は、新様式の紙幣が発行されるまでの間、臨時的に新円と見なし使用することができました。

 

写真の赤い枠で囲んだところにあるのが「証紙」です。

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)「証紙付」

 

当時、この証紙は、日本銀行のほか、各地の金融機関に配布され、1枚1枚の銀行券に糊付けする作業が徹夜で行われたそうです。

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)の裏面には、和気清麿を主祭神とする護王神社(ごおうじんじゃ、京都府京都市上京区)が中央に印刷されています。

 

 

 

再改正不換紙幣10円(4次10円)の価値

 

気になる価値ですが、後期が前期より希少価値が高く、80,000円もの値が付きます。さらに!「証紙付」は、85,000円もの価値があります。

 

前期の並品でも、5,000円もの高値がつくプレミアム古紙幣でもあります。

 

種類 完未 未使用 極美品 美品 並品
前期 35,000 30,000 17,000 8,500 5,000

前期(証紙付)

40,000 35,000 20,000 10,000 7,000
後期 80,000 60,000 30,000 18,000 8,000

後期(証紙付)

85,000 65,000 35,000 22,000 10,000

※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。

 

古銭の種類と価値の見分け方はこちら

 

 

 

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