古銭の価値や買取価格を簡単に調べる方法

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今、このページをご覧いただいている方は、古銭についてこのような情報を探しているのではないでしょうか?

 

祖父や父親など家族から引き継いだ古銭の価値がしりたい。

・家にある古銭を売ってしまいたい。

・古銭が本物なのか偽物なのか知りたい

・どこに持って行けば鑑定してくれるのか知りたい。
・査定額が適正なのか分からない。
・お店の言い値で買われてしまわないか心配。

など。

 

実際、古銭の価値を判断するには古銭についての詳しい知識が無いとできません。古銭をまったく分からない方にはその正しい判断はできないんです。(^^;

 

そこで今回は、古銭の価値や買取価格を簡単に調べる方法を2つご紹介致します。

 

インターネットを活用する

 

まず最初にインターネットを活用して情報を収集してみましょう。
インターネットで検索をするとたくさんの古銭に関連したサイトがヒットします。

 

私のこのサイトもそうですが、その中にはどの古銭が現在どの程度の金額で取引されているか掲載されているサイトもあるのです。

 

そのなかで自分の持っている古銭を見つけることができれば、ある程度の目安をつけることができるでしょう。

 

しかし!

 

このインターネットサイトで調べるという方法にはひとつ大きな欠点があります

 

それは古いものに対する深い知識が必要ということです。

 

実は古銭というのは現在のようにひとつの場所で作られていないものがあります。

 

日本各地様々な場所で製造されていたものも少なくないのです。

 

それはつまりどういうことなのかというと、たとえ同じ名前のお金だったとしても全く同じものではない可能性があるということなのです。

 

古銭の中でも特に有名なものに寛永通宝というものがありますが、この寛永通宝も江戸亀戸や水戸、仙台、松本などいろいろな場所で作られていました。

 

現代の技術のようにそっくりそのまま同じものを作ることが難しかった当時ですから、古銭によって文字のはらいや跳ね方などちょっとした違いが生まれてしまうことも少なくなかったのです。

 

下の写真のように、文字の止め跳ね払いが少し違うだけでもその価値はかなり上下するため、インターネット上で全く同じものを探し出して価格を知るというのは非常に難易度が高い方法でもあります。

 

また、お金を鋳造するに際に元になった銭を母銭と言い、実際に使用した銭を通用銭と言いますが、同じ銭でもこの母線では通用銭の100倍や350倍もの価値があり高値で取引されます。

 

なのでネット上だけでなく、本などで買取価格を調べるというのは実質不可能な方法であるといえるかもしれません。

 

永楽通宝 『ノム楽』の見分け方のポイント

 

 

買取業者に問い合わせる

 

ではどうしたら良いのかというと、恐らく最も手軽に調べられるのは私のような買取業者に問い合わせることです。

 

業者ならば正しい知識や目を持っているため、素人目で判断するよりきちんとした値段を付けてくれるでしょう。

 

依頼する際に、”お店に持ち込まなければならないのかな” と不安に思うこともあるかもしれませんが、そこは心配しなくて大丈夫です。

 

最近の買取業者さんはメールやWebサイトのフォームなどから写真を送るだけで、かなりしっかりとした査定をしてもらうことができるのです。

 

画像で簡単査定は古銭だからできることでもあります。

 

例えばブランドバッグなどを写真で査定してもらうとしましょう。

 

バッグというのは大きなものですし、多くの場合立体的な形をしています。

 

そのため画像でしっかりと査定をするとなるとたくさんの写真が必要となりますし、実際に手にとってみなければわからない細かな傷などもきっと少なくないでしょう。

 

その点、古銭というのは基本的には表と裏、場合によっては側面が写っていれば問題ないですし、小さなものなので写真でもしっかり全貌を把握することができます。

 

なので写真だけでも細かな査定をすることができる、そんなからくりがあるのです。

 

 

買取価格を知りたいだけでまだ実際に売却するか悩んでいるというときであっても、メールで連絡するだけであれば実物を送ったり送り返してもらったりという手間がないので安心です。

 

もし高価なものだった場合外に持ち出すのは怖いと感じてしまいますが、この方法ならば自宅から簡単にできるのでお勧めです。

 

そしてこのメール査定の最大のメリットは複数業者で相見積もりが取れるという点です。

 

実は古銭買取というのは業者の質が価格にダイレクトに反映されてしまうものでもあります。

 

と、いうのも先に述べた通り同じ種類のお金であっても文字の止めや跳ね、または棒の長さが微妙に違うなど細かな違いがあります。

 

それをきちんと業者が把握できるか否かによって金額が変わり、下手をすればゼロひとつ変わってしまうこともあるのです。

 

また、古銭などの特殊な商品というのは仕入れた後どこに転売するのかが重要となります。その販売ルートを確保している業者というのは、仕入れ後も安定した収入が期待できるということですから、買取価格も多少高めに付けてくれる場合があります。

 

これらのことから相見積もりをとるというのは買取価格を知る上で非常に重要なのですね。

 

いちいち実物を持って業者を回ったり、自宅に査定に来てもらうのは大変な作業ですが、メールならば一度写真を撮ってしまえばそれを使いまわすことができます。

 

メール見積もりは本当に優秀だなと感じることができますね。

 

ちなみにメール査定の方法は業者によっても異なりますが、基本的にはまずメールや応募フォームなどに写真を添付します。

 

この時、事前の査定料が必要な場合もありますので、そのあたりは事前にチェックしておきましょう。

 

写真を送ると古銭の名称や買取価格が書かれた返事が届きます。大体二、三日程度で届くことが多いですね。

 

たったこれだけのステップで古銭の買取価格が調べられてしまうのです。

 

もしその価格で納得したのであれば、実際の手続きに移ってしまうのもよいですね。

 

ちなみに写真ですが、スマートフォンなどで撮影しても特に問題がないことが多いです。

 

データ量の兼ね合いもありますが、なるべく解像度が高めのものを送ると細部まで見やすいので業者さんも助かるのではないかなと思います。

 

たくさんある場合にはいくつかまとめて撮ってしまってもよいでしょう。

 

 

高く買ってもらうポイント

 

古銭は文字の書体やちょっとした止め跳ねなどによって大きく価値が上下するということをお話しましたが、実はそれ以外にもちょっとしたポイントがあります。それは下手に手を加えないということです。

 

例えば、汚いままよりもきれいな方が良いよねということで水洗いしてしまったとします。それで綺麗になったら見た目は良くなりますが、古銭というのは古いからこそ価値がある場合も少なくありません。その汚れまでも価値になる場合もありますし、水洗いしたことでうっかり変な傷を付けてしまったなどといったことも起きかねません。

 

もし汚いなと思ってもなるべくそのままにしておいてあげましょう。どうしても見た目をどうにかしたいという方は、柔らかい布で軽く乾拭きする程度にしておいたほうが良いですね。(^^♪

 

古銭の買取価格を知るためにはインターネットを、特にメール査定を活用してみてください。

 

古銭の種類と価値の見分け方はこちら

 

 

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