一分判金の種類と見分け方、価格について
一分判金は、慶長6年(1601年)に初めて発行されてから慶応3年(1867年)までに佐渡一分判金を含め、11種類鋳造されました。
形は、長方形で表面の上部に扇の枠の中に五三の桐紋、中部に『一分』の文字と下部に五三の桐紋が刻印されています。
裏面には、「光次」の署名と花押が刻印されています。
二分判金と同様に、裏面右上に鋳造時期を示す年代印が刻印されているものであります。
下記は一分判金の種類と取引価格を表しています。
※「江戸座」、「京座」、「駿河座」とは鋳造地を言います。極印および製作から判断されますが根拠に乏しい。 ※上記表の「古鋳」とは下記をご覧ください。
※上記表の「片本」、「両本」とは下記をご覧ください。
右側だけに「本」の文字があるので片本と呼ばれています。
右側だけではなく、左側にも「本」の文字があるので「両本」と呼ばれています。
それぞれの品位/量目は下記のとおりです。
裏面右上の鋳造時期を示す年代印を下記にまとめましたのでご参照ください。
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※本ページは日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より参考、掲載しております。
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