文政一分判金の特徴と買取価格の相場
文政一分判金の特徴は、裏面の右上に草書体の『文』の年代印が打たれています。
下の画像の赤枠がその草書体『文』です。
草書体を使われていることから、草文一分判とも呼ばれたり、同じ『文』が刻まれた元文一分判金と比べられることから、新文字一分判とも呼ばれます。
表面は、他の一分判金や二分判金の多くに見られる上部の扇枠の桐紋と、下部の桐紋が刻まれ、中央にには、くっきりと『分一』の文字が分かります。
また、裏面は『光次(花押)』の極印もあります。
量目は、3.27gです。
鋳造量 | 上 | 中 | 下 |
小判鋳造量に含まれる | 60,000円 | 35,000円 | 25,000円 |
逆打 | 150,000円 | 100,000円 | 60,000円 |
品位 | 金560/銀440 量目 3.27g |
※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。
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