安政二分判金の特徴と買取価格の相場

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今回は、江戸時代に鋳造された二分判金の中から安政二分判金をご紹介致します。

 

ちなみに、江戸時代に作られた二分判金は全で5種類。

 

文政二分判金(真文)・文政二分判金(草文)・安政二分判金・万延二分判金・明治二分判金があります。

 

安政二分判金は、安政3年1856年から万延(まんえん)元年 1860年まで350万両以上鋳造されたお金です。

 

当時の価値としては、二分判金 2枚で1両となりました。

 

安政時代は、第13代 将軍 徳川家定  第14代 将軍 徳川家茂いえもちの時代で、安政東海地震や南海地震など大きな地震が発生した時代でもあります。

 

また、福沢諭吉が慶応義塾の前身である蘭学塾を創立したり、桜田門外の変が起こったのもこの時代です。

 

安政二分判金は、文政二分判金と比べると品位(金の含有量)が低くことと、判金裏面の右上に『年代印』が打たれていないのが大きな特徴です。

 

文政二分判(真文)は、6.52gで品位が金563/銀437であるのに対して、安政二分判金は、金209/銀791と文政二分判金の半分以下しかありません。

 

また、判金裏側の右上に文政二分判金なら「文」という「年代印」が刻まれているのですがこの安政二分判金以降の二分判金には「年代印」が刻まれなくなりました。

 

下の画像の赤枠をご覧ください。

他の二分判金や一分判金の多くに見られる『年代印』がありません。

 

 安政二分判金の特徴と買取価格の相場

 

表面は、他の一分判金や二分判金の多くに見られる上部の扇枠の桐紋と、下部の桐紋が刻まれ、中央にには、くっきりと『分二』の文字が分かります。

 

 安政二分判金の特徴と買取価格の相場

 

また、裏面は『光次(花押)』の極印もあります。

 

 安政二分判金の特徴と買取価格の相場

 

量目は、5.62gです。

 

二分判金の珍品が以下の価格表にもある「逆打」です。現在で言うエラーコインのことで、たとえば、50円の穴がズレていると価格が跳ね上がるという珍品のことです。

 

当時の二分判金の鋳造にもミスがあったようで、表面と裏面の方向が逆になっていることを言います。

 

このエラー二分判金の価値は高く通常の5倍から10倍ほどの価値があるほどです。

 

この二分判金にも参考品や模造品と言われるものをたまに見ることがありますので本物と思って購入しないようにしましょうね。

 

鋳造量
3,551,600両 30,000円 25,000円 20,000円
逆打 200,000円 150,000円 100,000円
品位 金209/銀791 量目 5.62g

※日本貨幣商協同組合発行「日本貨幣カタログ」より価格を掲載しております。

 

 

古銭の種類と価値の見分け方はこちらから

 

 

 

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