リオ2016-東京2020 パラリンピック競技大会開催引継記念 千円銀貨
今回は、東京2020年の東京パラリンピックの記念千円銀貨をご紹介致します。
世界中で多くの方が楽しみにしていた東京オリンピック・パラリンピックですが、新型コロナウィルスの影響を受け、残念ながら2020年に開催されるはずが2021年へ延期となりましたね。
今回ご紹介をする記念銀貨は、リオデジャネイロから東京への開催都市の引継をテーマとし、2016年に『東京2020パラリンピック競技大会記念貨幣(リオ2016-東京2020 パラリンピック競技大会開催引継記念)』が発行されました。その発行枚数がなんと!50,000枚と非常に数が少ない貴重な記念貨幣です。
ところで、みなさんは、この「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣」が発行されることをご存知でしたか?
実は、造幣局のホームページから購入申込書ができたんですよ。
私が知ったのは予約申し込み締め切りの直前に慌てて申込をしました。
さすがに現在ではこの「 パラリンピック競技大会開催引継記念」を購入することはできませんが、その他の貨幣セットや記念貨幣が造幣局のオンラインで購入することができますのでご興味がある方はご覧になられてはいかがでしょうか。
さきほど冒頭で、この記念貨幣は貴重と説明をしましたが、発行枚数が少ないだけではなく、その他にもこの記念貨幣がとても貴重な理由があるんですよ。
今回は、どのように貴重かを詳しくご説明をしたいと思います。
下の写真のように記念貨幣1枚を透明なプラスチックケースに入れ、高級感あふれる特製ケースに組み込んだものです。
これだけでも価値がありそうなコインって感じがしますよね。
記念貨幣の図柄は、表面に『パラリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ』を、裏面には、組市松紋(くみいちまつもん)の『東京2020パラリンピック競技大会エンブレム』がデザインされています。
ちなみに、イペー・アマレーロとは、ブラジルの国花で記念貨幣の表面の右側に描かれている黄色い花です。6センチから7cmほどもある大きくて綺麗な黄色い花を咲かせます。
日本の桜と言えば世界的にも有名ですが、ブラジルのそれにあたるのがこのイペー・アマレーロです。
この記念貨幣は、日本で初めて両面に彩色を施した、いわゆる両面カラーコインです。
また、この記念貨幣は、製造費用が額面価格を超える、いわゆるプレミアム型の記念貨幣で、プルーフ仕上(特殊な技術を用いて製造した貨幣で、表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させる仕上)を施しています。
大きさは、直径 40.0mmで、重さが 31.1gです。
素材は99,9%の銀から作られています。
気になる価値ですが、2016年の発売当時は、9,500円でしたが、現在はその約2.4倍の23,000円にもなっています。
2016年の購入申込書には、50万人以上の方が応募して、手にした方はたった5万人という貴重な記念貨幣なんですよ。
外箱の外観↓
化粧ケースに入っています↓
表面には『パラリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ』がデザイン↓
裏面に『東京2020パラリンピック競技大会エンブレム』がデザイン↓
区分 | プルーフ貨幣セット | |
---|---|---|
オリンピック | パラリンピック | |
申込数 (1人1セット) | 680,610セット | 524,516セット |
販売数量 | 50,000セット | 50,000セット |
販売数 | 45,000セット | 45,000セット |
販売価格 | ¥9,500円(消費税・送料込) | |
当選確率 | 6.6% | 8.6% |
量目 | 31.1g | |
直径 | 40.0mm | |
素材 | 純銀(99,9%) |
※独立行政法人 造幣局より価格を掲載しております。 ※「販売数」は、販売数量から、海外販売用、展示用、製品紹介用及び記念事業広報用等として10%を控除した、抽選対象となる数量を示す。
古銭の価値と種類はこちら