リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念 千円銀貨
今回は、東京2020年の東京オリンピック記念千円銀貨をご紹介致します。
世界中で多くの方が楽しみにしていた東京オリンピック・パラリンピックですが、新型コロナウィルスの影響を受け、残念ながら2020年に開催されるはずが2021年へ延期となりましたね。
今回ご紹介をする記念千円銀貨は、リオデジャネイロから東京への開催都市の引継をテーマとし、2016年に『東京2020オリンピック競技大会記念貨幣(リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念)』が発行されました。その発行枚数がなんと!50,000枚と非常に数が少ない貴重な記念貨幣です。
1964年に発行された東京オリンピック記念1,000円貨幣の発行枚数が1,500万枚ですから、それから比べるととても貴重な記念貨幣ですよね。
2016年8月21日 リオデジャネイロ・オリンピック閉会式の東京への引き継ぎセレモニーでは、安倍晋三元首相が任天堂のゲームキャラクター、スーパーマリオで登場し会場をビックリさせたという場面が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
この東京2020オリンピック記念貨幣は、透明なプラスチックケースに入れ、高級感のある特製ケースに組み込んであります。
記念貨幣の図柄は、表面に『オリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ』を、裏面に組市松紋(くみいちまつもん)の『東京2020オリンピック競技大会エンブレム』がデザインされています。
このイペー・アマレーロとは、ブラジルの国花で記念貨幣の表面の右側に描かれている黄色い花です。6から7cmほどもある大きくて綺麗な黄色い花を咲かせます。
この記念貨幣は、日本で初めて両面に彩色を施した、いわゆる両面カラーコインです。
また、この記念貨幣は、製造費用が額面価格を超える、いわゆるプレミアム型の記念貨幣で、プルーフ仕上(特殊な技術を用いて製造した貨幣で、表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させる仕上)を施しています。
ヤフオクに早くも出品されており、3倍以上の価格で取引がされています。
日本貨幣商協同組合発行の日本貨幣カタログによると価格は45,000円となっており、早くも4.7倍ものプレミアムコインになっています。
箱の外観↓
化粧ケースに入っています↓
表面には『オリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ』がデザイン↓
裏面に『東京2020オリンピック競技大会エンブレム』がデザイン↓
区分 | プルーフ貨幣セット | |
---|---|---|
オリンピック | パラリンピック | |
申込数 (1人1セット) | 680,610セット | 524,516セット |
販売数量 | 50,000セット | 50,000セット |
販売数 | 45,000セット | 45,000セット |
販売価格 | ¥9,500円(消費税・送料込) | |
当選確率 | 6.6% | 8.6% |
量目 | 31.1g | |
直径 | 40.0mm | |
素材 | 純銀(99,9%) |
※独立行政法人 造幣局より量目、直径、素材、価格を掲載しております。 ※「販売数」は、販売数量から、海外販売用、展示用、製品紹介用及び記念事業広報用等として10%を控除した、抽選対象となる数量を示す。
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