元文一分判金(真文一分)
元文一分判金(真文一分)です。 表側には、「桐紋」が上部と下部に刻印されています。
上部の「桐紋」は扇枠に入っていますが、下部の「桐紋」は枠は無く、上下の桐紋では違いがあります。
また、表の中央部には、「一分」と刻印されています。 裏側中央から上に、「光次」の署名がされており、中央から下に後藤光次の「花押」が刻印されています。
元文一分判金の最大の特徴でもある「文」の文字が右上に刻印されています。 鋳造期間は、元文元年(1736年)から82年間の1818年までです。
文一分判金(真文一分)表面↓
文一分判金(真文一分)裏面↓
鋳造量 | 上 | 中 | 下 |
小判鋳造量に含まれる | 40,000円 | 30,000円 | 15,000円 |
逆打 | 120,000円 | 90,000円 | 60,000円 |
品位 | 金653/銀347 量目 3.25g |
(注)書体に数種有り
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